申告漏れで税務署から通知が来た…チャットレディの失敗体験談
副業や在宅ワークとして人気のチャットレディ。しかし、自由な働き方の反面、「確定申告」などの税務処理はすべて自分で行わなければなりません。今回は、確定申告をしなかった結果、税務署から通知が届いたという実体験を紹介します。
【体験談】うっかり申告しなかった私の話
私は30代の主婦で、空いた時間にチャットレディとして活動していました。最初の年は月数万円程度の収入だったため、「これくらいなら申告しなくても大丈夫」と思い込んでいました。
ところが翌年の秋、突然、税務署から「お尋ね文書」が届きました。内容は、「〇〇年に副業収入があったと見られます。申告の有無をご回答ください」というものでした。
税務署はどうやって知るの?
チャットレディとしての報酬は、多くの場合、運営会社が支払調書を提出しており、税務署もそれを通じて個人の収入を把握できます。つまり、こちらが申告していなくても、収入の存在はバレているのです。
通知を受けたあとの対応
私は慌てて税務署に連絡し、指示を仰ぎました。提出すべきは、
- 収入証明(振込明細など)
- 経費の内容(衣装・通信費など)
- 確定申告書(期限後申告)
その結果、延滞税と無申告加算税を支払うことになり、思った以上に高額な支出となりました。
なぜ申告を怠ってしまったのか
理由は単純で、「確定申告が必要なライン」を知らなかったこと、そして「誰にも教えてもらえなかったこと」です。
副業や在宅ワークだと、「自分で管理しなきゃいけない」ことが多く、税金に対する意識が薄れがちです。しかし収入がある限り、たとえ少額でも、税務署はきちんと把握しているのだと実感しました。
今後の対策
この出来事をきっかけに、私は次のことを徹底するようになりました。
- 開業届を提出し、青色申告を選択(最大65万円控除が魅力)
- 日々の経費を記録(レシートや領収書を保管)
- 年明けから帳簿をまとめておく(確定申告に慌てないため)
今ではfreeeやマネーフォワードといった会計ソフトを活用し、スマホでも申告作業を完結できるようにしています。
まとめ:確定申告は“バレない”ではなく“バレる前提”で動く
チャットレディとしての収入も立派な「所得」です。「少額だから大丈夫」と油断すると、あとから思わぬペナルティが課される可能性があります。
確定申告をしていなかった過去の自分に伝えたいのは、「税務署は全部見ている」ということ。そして、怖がる前に知識をつけて対策すれば何も怖くないということです。
これからチャットレディを始める方、すでに活動中の方も、ぜひ税金の基礎を押さえて、安心してお仕事に励んでください。
まとめたページもご用意しています。ぜひご覧ください。
チャットレディの税務リスク・副業バレ対策まとめ【体験談ハブ】